これからお風呂のリフォームをしようと検討しているご家庭も多くあると思いますが、風呂のリフォームとなると大きいなお金がかかる工事となります。
ガス機器やリフォームの営業をしていた私が「浴室リフォームに関する知識や費用比較」
の重要性などについて書かせていただきます。
この記事でわかること
- 浴室リフォームの種類
- リフォームする際の注意点
- システムバスのメーカーごとの特徴
- リフォーム費用を安くする方法
- 在来浴室・システムバスの工事期間の目安
- 浴室リフォームのメリット・デメリット
など元営業マンの私が徹底解説させていただきます。
リフォームする際に重要なシステムバスのサイズや基本知識や普通の営業マンが口にしたがらない「本当のメリットやデメリット、工事など」についても書かせていただきたいと思います。
- お風呂・浴室のリフォーム前に知っておくべき知識や費用・について
- システムバスとユニットバスの違いって?
- 浴室の種類は「在来」と「ユニットバス」の二種類の工事が主流となっています。
- 在来工法の浴室ついて
- 浴室 在来工法 メリット
- 浴室 在来工法 デメリット
- システムバスについて、メリットやデメリット徹底解明!
- システムバスのメリット
- システムバス デメリット
- システムバス工事期間
- システムバスの価格と工事費用
- システムバスの工事について
- システムバスのサイズについて
- 各メーカーのシステムバス特徴
- 在来浴室とシステムバスはどっちを選ぶべき?
- リフォーム費用や工事期間を重視するならシステムバス
- オーダーサイズのシステムバスを選ぶことも
- システムバスの施工業者選びは慎重に!
- リフォーム業者選びの最低おさえておきたいポイントのまとめ
- システムバスの工事で失敗しないための5つのポイント!
- 見積り比較なしで工事しようとしていませんか?10万円以上の差が出ることも!?
- 浴室リフォームの費用比較や基礎知識まとめ
お風呂・浴室のリフォーム前に知っておくべき知識や費用・について
一日の疲れを癒やす方法に入浴があると思います。
お風呂は毎日使う場所で、入浴中に読書をしたり最近ではテレビや音楽などを聴いてリラックスできる場所の1つ。
そして入浴に関して重要視されていることで重要なことは、浴室が快適で清潔である事が1日の疲れを癒やす快適な入浴タイムにもなります。
おそらく家族すべてが喜ぶリフォームとして人気があるとすれば浴室のリフォームではないでしょうか?
もちろん、他のリフォームも部屋やキッチンが綺麗になることは嬉しいですし、喜ばしいのですが全員が毎日のように使用する場所となるとしたら家族の老若男女だれもが分け隔てなく喜べるとしたら浴室だと思います。
お風呂は日々の疲れを癒やしリフレッシュする一日の中でもっとも重要とされる場所だと思いますし、汚れやネガティブな気持ちすらも洗い流して明日への活力をも与えてくれる場所も成りえると思います。
そんな長年使用した浴室をリフォームするにしてもどんなリフォームが最適なのでしょうか?
浴室のリフォームを検討しているご家庭で重要なポイントをリフォーム費用や、工事業者の選び方を重要視している方は多くいると思います。
この記事では浴室のリフォーム費用を安くする見積り方法から工事期間といったことを元営業マンの私が解説させていただきます。
近年、リフォームやリノベーション工事をする際に、浴室は特にお家の方がこだわりを持ちながら悩む工事の一つと言えます。
これから浴室の工事を検討している方は「今住んでいる家のお風呂の構造」をご存知でしょうか?
お住まいの今の浴室の種類で工事の費用や価格なども大きく変わってきます。
お風呂の種類をしっているだけで工事や商品の価格が高いや安い、適正などの判断ができるようになります。
システムバスとユニットバスの違いって?
システムバスとユニットバスの違いについてご存知でしょうか?
トイレと浴槽が一体型になったものをマンションやビジネスホテルなどでよく見られます。
それをユニットバスと思っている方が多く居てますが、それは全てユニットバスでシステムバスといっても良いでしょう。
基本的に呼び名のシステムバスとユニットバスに違いはありません。
浴室を作る各部材「天井、ドア、床、浴槽、壁」のいずれも各メーカーの工場で作られて、壁や天井を組み合せて作るものをユニットバスと言ったりシステムバスと呼びます。
種類を分けるとしたらお風呂の浴槽と洗面台が一体になっているのを2点式ユニットバス。
トイレ、洗面台、浴槽となっているのを3点式ユニットバスとわけることができます。
トイレやお風呂など全てが一つの空間にあるのをシステムバスとしているものともいえますが、ユニットバス、システムバスとそちらの呼び方でも問題はなく同じです。
浴室の種類は「在来」と「ユニットバス」の二種類の工事が主流となっています。
浴室工事をする際に「在来」と呼ばれるものと「システムバス」と呼ばれる浴室工事が今の主流となっています。
この2種類の違いがわかりますでしょうか?
今リフォームで人気が高まっているのは、お手入れが楽でコスト軽減や手軽さである「システムバス」ですが特徴は「在来浴室」とでは大きく違ってきます。
2つの工事方法の特徴や特性の違いを十分に理解することで、どちらの工事が適しているかの判断が出来るようになります。
在来工法の浴室ついて
在来(ざいらい)工法と言われる工事方法についてです。
コンクリートの壁や床に防水加工を施して、モルタルとタイルで仕上げる工事方法です。
イメージとしては「壁がタイル」のお風呂をイメージしていただければ良いと思います。
最近の新築やリフォームしている住宅は「システムバス」が多くなっていますが、築25年以上のお家などでは在来工法のお家がまだ多くあるのではないかと思います。
昔は主流だったタイルなどで作られた在来工法の浴室ですが、浴室のリフォームでは今でもシステムの「作りが苦手」などであえて在来のお風呂にリフォームする方も多くいてます。
どんな商品でもメリットやデメリットはあると思います、まずは在来工法の浴室のメリットとデメリットを理解していただければと思います。
在来浴室とは、いわゆる防水加工などを施した壁や床を造りあげたやり方であり、大半がタイルで仕上がったやり方が在来工法で造り上げられた浴室だと思っても良いです。
在来浴室はフルオーダーメイドで間取りなど多少の誤差があろうとも浴室の広さや形状などに左右されないでリフォームができるという最大のメリットが強みです。
こだわりのある方ならば個性豊かな浴室を造り上げるのも可能であり、ある意味、枠にとらわれない自由度が最大の売りといえます。
浴室 在来工法 メリット
- 規定にとらわれない自由なレイアウトのお風呂が可能。
一番のメリットと言っても良いかもしれません、お風呂の正方形や長方形でなかったり形が特殊でもオーダーメイドの個性やお風呂が作れる。
- ヒノキや大理石といった自由な素材を選ぶ事でオリジナリティーを出せるお風呂が作れる。
浴槽をヒノキにしたり壁や浴槽周りを大理石にしたり個性あるお風呂に仕上げられる、その代わり大きく工事や材料価格高くなります。
- 自由なレイアウトが可能な自分だけのオリジナルデザインの浴室が出来るのが特徴でありメリットと言えます。
お金がかかっても良いというならば「ライオンの口から水が出る置物」も設置できます、それぐらい自由度が高いのがメリットとなります。
ほかにはシステムバスは規定サイズが決まっているのがほとんどで「リフォームしたらお風呂が少し狭くなる」なんてこともあります。
少しでも狭くなるぐらいなら今まで通りの在来工法のお風呂を選ぶご家庭も少なくありません。
浴室 在来工法 デメリット
- 取替工事は長期間かかる。
工事内容にもよりますが工事期間は「約9~15日間が目安」
- 漏水の懸念は常にある為、定期メンテナンスが必要。
漏水やタイルにひび割れなどができ、そこから長年にわたり湿気など水分を含みお家の浴室部分の外壁がふくらんだりしてくることも多くあります。
- 力を入れた念入りな清掃が必要。
タイルの目地に頑固なカビがつくと取れにくい為力を入れたお手入れをしたりする必要がります。
- 断熱性が低伊野が欠点、保温率などは低い。
冬場1番最初に浴室に入る時タイルのお風呂の冷たさは凍えるようなことがあります。
在来浴室の工事費用
- 1坪の場合 約100~200万円
(商品、施工費含む目安)
在来工事の内容にもよりますが、在来工法の浴室はレイアウトの自由度がある分、手間がかかるので工事期間が長くなったり、工事費用がシステムバスと比べ費用が高くなる場合が多くあります。
在来浴室は材料に関しても木材や大理石、ヒノキなど自由に選べるには選べますが費用は際限なくかけれます。
またタイルやモルタルや基礎などが乾くまでの時間がかかり、ほかにはタイル貼りや個別の職人が作業する期間も考慮に入れる必要があります。
そう言ったら手間がかかる工事なのでシステムバスの工事期間と比べると遥かに時間がかかります。
システムバスについて、メリットやデメリット徹底解明!
システムバスはユニットバスと言われる場合もあります。
浴室がパズルのようなそれぞれのパーツに分けられていて、事前に工場生産したパーツを浴室で組立てられるものをシステムバスやユニットバスと呼ばれています。
システムバスは床や壁のつなぎ目が一体化しているので、水漏れの心配がほとんどなく、非常に断熱性にも優れているので浴室が寒いと感じるケースは在来浴室と比べ全然違ってきます。
また、工期や金額的にも予算を抑えられるので非常に現代社会において経済的であるメリットが強みの商品です。
システムバスは在来のお風呂と比べお手入れが楽などで人気となっています。
理由としては床の部分の防水パンがつなぎ目の無い作りとなっている事や、床自体が経年劣化で破損することは在来浴室と比べても低いつくりとなっています。
「在来浴室」で懸念されていたタイルや床などのヒビ割れや隙間からの漏水の心配はかなり軽減される事になりますので、掃除の楽な面や耐久性などから人気があります。
システムバスのメリット
- 取替工事は短期間で可能。
システムバスからシステムバスの入替えなら早くて1日で施工が完了します。
- カビがつきにくく、掃除が非常に楽。
浴室のお掃除は思いのほか大変ですよね?
とくに壁がタイルですと目地にカビがたくさん発生していたり、カビキラーなども使用したり。
それに比べシステムバスはカビが発生しにくくお手入れも凄く楽。
- 断熱性に優れていて保温性もある。
浴室や浴槽のお湯の保温性が高いユニットバスが多い。
メーカーごとでメリットなどはかわりますが、浴槽のお湯の温度の保温性が凄い高いのがあったり、浴室内の温度もタイルと比べれば格段に保温性は変わりにます。
システムバス デメリット
次はデメリットのご紹介です。
- 規定サイズの為、自由なレイアウトが選べない。
システムバスのサイズは規定のサイズがあり自由度が少ない。
また在来工法からのリフォームの場合に解体してユニットを入れるのですが、規定サイズが少し小さいのしか入らず、場合により浴室のサイズが以前より少し狭くなる可能性がある。
ほとんどのリフォーム会社は現場を見て見積作成した後に「少しだけ以前より狭くなります」
と説明してくれると思いますが、あまり営業に慣れていない施工会社などでは工事完成後にお家の方が気づきトラブルの原因になることもあります。
- 機能めんはパターン化しているので各メーカーにそこまで違いを感じれない。
形やサイズはどのメーカーもほぼ同じで、保温性の特性なども名前が違うだけで似たような機能。
システムバスの各メーカーも違いを出そうとしていますが、やはり似た機能が多くデザイン勝負な面もあります。
- 選べるものと選べないものがある。
同じサイズのシステムバスでもメーカーにより工事ができない場合もあります。
これは浴室の内寸が同じでも外側に厚みがあったり、工事方法などで同じサイズでもメーカーにより工事できない場合があります。
システムバス工事期間
工事期間は「在来浴室」からの工事か「ユニットバス」からの工事で日数は大きく変わります。
在来からのリフォームではどうしてもタイルをめくったり床を作りなおし乾かしたりしたりするので日数がかかります。
この間は入浴が出来ない期間となりますので銭湯に通ったりジムに通っている方はジムなどで入浴うぃ済ます方などもいています。
- 約1~12日間。
システムバスの価格と工事費用
本体価格や工事費用もメーカーや工事業者で金額も変ってきますが、目安がもちろんあります。
- 1坪の場合 約50~150万円(商品、施工費含む目安)
戸建住宅やマンションのリフォームでも上記の金額でおさまることがほとんだと思います。
システムバスの工事について
システムバスのリフォーム工事費用についてです。
システムバスはプラモデルのようなイメージをもっていただいたら良いでしょう、製造された1つ1つのパーツを浴室があった場所で組み立てます。
在来浴室に比べて施工期間は大幅に短縮する事が出来てコストも軽減する事が出来ます。
システムバスでも在来浴室からの入れ替えの工事場合などは、床の面積の内寸と外寸があるので、在来にある壁のタイルを削る必要が出てきます。
床を一回、コンクリートで平らにする為に浴室の洗い場や浴槽の周りなどを削る作業をするために施工期間がかかる場合も当然あります。
システムバス~システムバスへの入れ替えの場合は基本的には基礎となる床が出来上がっています。
組み立てていたプラモデルも解体してまた組み立てる作業となります。
もともと組立ていたお風呂を解体をして新しく組み立するだけに終わるため、工事の期間は在来浴室と比べ短い期間で終わります。
システムバスを組立てるには床をコンクリートで平らにする必要性があります。
床に下の部分は全て「足」と呼ばれる台座があり、足をしっかり床に乗せて安定性などを確保します。
どのメーカーのシステムバスの工事でも、基本の基礎となるコンクリートの床がある場合以外は、必ず行われる工事です。
また在来浴室からの工事の場合だけではなく、システムバス~システムバスに新しくするリフォーム工事をする場合も、壁の周りなどに「デッドスペース」という隙間が浴室によって少なからず出来ます。
浴室のリフォームを行ったのに以前よりお風呂が狭くなったというトラブルも多少なりともあります。
システムバスにする場合は工事前に十分にサイズには気を付けて説明を聞いて選ぶ必要があります。
多少部材や工事価格が高くなっても出来る限りデッドスペースを無くしたい方は浴室の広さに合わせて、サイズがオーダー出来るメーカーもあるので営業の方などと打ち合わせはしっかりすることが重要です。
システムバスのサイズについて
システムバスは各メーカーの工場にて製造され、規格のサイズというのがほぼ決まっています。
そのためにどうしてもサイズに制限があります。
家庭によりイレギュラーな場合もありますが大体の床や壁の面積はメーカーが製造する規定サイズ内に収まるのが大半です。
専門家や営業の方の調査を必ず行って下さい。
※一般的な家庭の浴室のサイズは多少の誤差はあるものの0.75坪、1坪、1.25坪の3種類がほぼ主流となっています。
※尚、設置するシステムバスは各メーカーごとにサイズが多少の誤差があります。契約や工事前には必ず専門家との相談が必要不可欠です
《システムバスバスサイズ一覧》
一般的に販売されているサイズの一覧です。
- 1216サイズ 0.75坪 1200mm × 1600mm
- 1317サイズ 0.75坪 1300mm × 1700mm
- 1616サイズ 1.00坪 1600mm × 1600mm
- 1618サイズ 1.25坪 1600mm × 1800mm
- 1620サイズ 1.25坪 1600mm × 2000mm
- 1624サイズ 1.50坪 1600mm × 2400mm
システムバスサイズ専門用語
- 床面積0.75坪の浴室(1200×1600mm)の場合は、「1216」(イチニイチロク)と言ったりします。
- 床面積1.00坪の浴室(1600mm×1600mm)の場合は、「1616」(イチロクイチロク)
- 床面積1.25坪の浴室(1600mm×1800mm)の場合は、「1618」(イチロクイチハチ)と言ったりします。
営業の方などの専門的な呼び方でもありますが、システムバスの呼び方や寸法の見方となります。
各メーカーのシステムバス特徴
メーカーごとに機能性や素材の特徴があります。
似たような機能で名前だけ違うようなこともありますが「リフォームやリノベーション」をする目的にあったメーカーで選んだりしても良いかもしれません。
LIXIL
- 浴槽は汚れがちやすいのが特徴。
- 床は皮脂が付きにくく冷たさを感じにくい。
ノーリツ
- 排水溝の掃除が便利なヘアキャッチャー搭載。
- 床や浴槽にアクリル素材を適用。
クリナップ
- ヒートショック現象を防ぐ床夏シャワーを搭載。
- 高齢に配慮したまたぎやすい浴槽。
タカラスタンダード
- スペース合わせたぴったりサイズの浴室選択可能。
- 傷がほとんどないホーロー仕上げの浴室。
- 保温力のある魔法瓶浴槽。
パナソニック
- 床暖房が標準搭載。
- 浴槽、壁、天井に断熱材完備。
トクラス
- YAMAHA関連が関わっているため浴室デザインが良いものがある。
- YAMAHAが関連していると言うこともありサウンドシステムが標準搭載が売りでipadにも接続可能浴室。
在来浴室とシステムバスはどっちを選ぶべき?
正直なところ前述でも書いたように、施工業者のほとんどはシステムバスを勧めてくると思いますが、それは格安で提供ができるというのもありますが、もう一つの理由は工期に時間がかからないからというのがあります。
在来浴室のリフォームをする場合、工期は長くなってしまったり、間取りの広さやこだわりの強さによって期間がおおきく変わってもきます。
それに比べて在来浴室からシステムバスの工期は6日~8日くらいで完了するので施工業者にとっても施主側にとってもウィンウィンに成り易です。
施工業者からしても一ヵ所で長い工期を必要としてしまうのはリスクが伴うのと、在来浴室ほどの専門別の職人を必要としない場合がほとんどだからこそ施工業者的にはシステムバスを選んでもらう方が嬉しいはずです。
在来浴室とシステムバスでは費用が大きくかわってくる場合も
その他にもシステムバスと在来浴室では金額にも差が出てしまいます。
システムバスは工場生産されたあらかじめ規定のあるパーツを使用するので材料の時点で金額を抑えることができるのと組立ての際にも最少人数で完成することができます。
在来は全てが職人作業といっても過言ではないので、当然、金額もシステムバスにより跳ね上がってしまいます。
もちろん、在来浴室でも一部分だけのリフォームをする場合であるなら、システムバスは一部分だけのリフォームには残念ながら特化していません。
浴室リフォームをするなら浴室全てを変える必要があるのに対して在来浴室は一部分だけのリフォームも可能であるため、システムバスよりは予算を抑えられるケースもありますが工事は非常に中途半端な工事になるのは否めず見栄えも正直よくないと思います。
予算や工期を問題とせずデザインの自由度や自分の個性をだした完全オリジナルの浴室を造り上げたいというのであれば迷わず在来浴室のリフォームをお勧めします。
システムバスに比べ断熱性には優れていませんが見栄えを重視する方や少し変わった形状の浴室にしたいという方にはシステムバスにはできません。
施工業者と打ち合わせする際には、最初から在来で個性的な浴室を造り上げたいといえば話はスムーズだと思います。
リフォーム費用や工事期間を重視するならシステムバス
かわって、予算や工期を重視する方はシステムバスの方が良いと思います。
自由度や間取りに制限はありますが、現在の浴室がよっぽど変った形をしていない限りは大体のシステムバスを導入することが可能なのとデザインは在来浴室ほど豊富ではありませんが、現代向けなスタイリッシュな感じには十分に仕上げることができます。
どちらを選ぶべきか?といったら正直好みだと思いますが、間取り的にどうしてもシステムバスが入らない場合は戸建てなどでは稀にある話ですが、その時は在来浴室一択しか選ぶことができません。
在来浴室しか選べない場合、その時はどうせ在来浴室~在来浴室にしかできないのであれば個性を活かしつつ、断熱性の問題が気になる方は浴室暖房機などもあるので、それで補うようにしてデザインを楽しみながらリフォームをしてみて下さい。
システムバスを選びたいという方は間取りを気にする必要があるので、それ次第になります。
間取り的にカタログを見て気に入るメーカーの商品があったとしてもサイズ的に難しいという場合もあるので、そこは間取り次第ですが、そこまで悲観することもありません。
オーダーサイズのシステムバスを選ぶことも
さきほどメーカーの特徴で紹介したタカラスタンダードなどのピッタリサイズのシステムバスによっては間取りの空間をギリギリまで調整することができる商品もあります。
また戸建てであれば浴室を広げる工事をすれば希望の広さの浴室も当然の如く導入することができます。
しかし、浴室を広げる工事をするにしても重要な柱が浴室にあったりするとそれを撤去することができない場合は浴室を広げることができません。
もちろん非常に分厚くかたいコンクリートで覆われている浴室であっても間取りを広げるのは難しい場合もあります。
その際は、脱衣所をどうにかできれば可能となる場合もありますので施工業者との入念な打ち合わせが必要となってきます。
在来浴室とシステムバスは先ほども述べたように好みではありますが元営業マンの著者の個人的な意見で言ったとしたらシステムバスの方をお勧めはしたくなります。
予算的なことを考えて在来浴室で工期と予算を使うよりもできるだけ予算を抑えて浴室と脱衣所もリフォームして綺麗にできれば、より良いですしデザインの自由度が在来浴室よりはないと言っても近代的で換気扇など見えないようにおさまる感じの方が個人的には好みです。
システムバスの施工業者選びは慎重に!
リフォームをする際の施工御者選びは非常に重要となってきますが、ここでポイントがあるとすれば依頼してから、施工業者はカタログも一緒に持参してくると思います。
その際のカタログはどのようなメーカーのものを持ってくるのか?もわりと重要となってきます。
在来浴室はタイル選びや浴槽だけのカタログなど豊富にあります。
システムバスに特化していえば、その施工業者がどのメーカーと密接な関連があるかによってカタログの持参数が変わってくるかと思います。
当然、どのメーカーとも平等の施工業者ならば何冊も別のメーカーのカタログを持参していくかと思いますが提携をしていたりするとカタログ数は数種類程度に抑えて持ってくると思います。
しかし、これは別に悪いことではありません。
場合によっては提携しているメーカーとのキャンペーン商品として本来の値段よりも、さらに安くなってお得という意味な時もありますし、また別途、特典で別の機具が付いてくる場合もあります。
ショールームにいく時間があれば実物を見ることもできます
システムバスはメーカーによってデザインは微妙に変わりますが、もし、ショールームに行く時間があれば、事前にめぼしいシステムバスを選んでからカタログを見て間取りが合えばの相談をしてみても良いでしょう。
ショールームに行く時間がなければ施工業者がどのようなカタログを持参してくるかで一つの判断要素として考えても良いかもしれません。
提携メーカーがある施工業者の場合、提携メーカー以外の商品で気に入った商品がある場合、ひょっとしたらそんなに安くならない場合もあります。
間取りで問題がなく、気に入ったシステムバスがある場合は同じ商品だけで数社から見積もりをしてみても良いと思います。
でも、決して一つの施工業者にサイズを見てもらったから後の業者はメールや電話だけの金額問合せだけにしようという考えだけはやめましょう。
サイズを見にくる施工業者の工事の仕方や提案は正直、同じシステムバスであってもバラバラですので数社から見積もり相談をするにしても、自宅に来て見てもらうことは強くお勧めします。
リフォームでお風呂の工事となると少なからず大きな買い物となるので、失敗しない選び方が必要となります。
不安な方は、下記項目に注目しながら選んで下さい。
リフォーム業者選びの最低おさえておきたいポイントのまとめ
工事価格や部材の価格はメーカーや施工業者によって金額も施工内容も微妙に変わってきます。
同じメーカのお風呂で同じ工事内容でも10万円近く変わることもあります。
契約前には書類はしっかりと目を通し分からない事は各業者に質問をして納得してから契約をする事をお勧めします。
事前準備は必要です!
契約や工事までの事前準備についてです。
- カタログなどを見てイメージを固める。
- 好みのメーカーを大まかに絞る。
システムバスの工事で失敗しないための5つのポイント!
お風呂のリフォームは大きな金額がかかり工事中や工事後のトラブルはできる限り避けたいことです。
- 見積もりを依頼する業者は3社以上。
- 接客応対する調査員及び営業の方の対応。
- 見積書の金額や見積書項目の内容チェック。
- 浴室工事期間の確認。
見積り比較なしで工事しようとしていませんか?10万円以上の差が出ることも!?
工事を見積り比較なしで工事することは費用面で大きく損をすることになる可能性があります。
同じ商品や工事内容でも見積りが「10万円以上」差がでることはよくあります。
実際私が勤めていた会社と地元やネットの見積り比較をされ15万円近く安い見積りを提出されたことがあります。
10万円程度の見積りの差は高い業者と安い業者ではよくある差と思います。
リフォーム工事は、同じ商品や工事内容でも業者により費用は大きく変わります。
なぜ同じ商品や工事内容でもリフォーム費用が大きく変わるのか?
理由は「メーカーからの仕入れの割引率」や「会社の利益率」などが理由になります。
薄利多売をする業者もいれば、1件1件の利益をしっかりとる会社などはさまざまとなり、システムバスやリフォーム工事の適正価格・費用は一般の方にはわかりにくいと思います。
高いから良い!安いから悪い!と言った考えは今は通用しない時代で、費用が高くても安い業者とかわらない工事や保証内容、安くてもネームバリューがある会社と同じ場合はよくあります。
財布や鞄でもブランドのロゴが入るだけで凄く高い金額になりますよね?
安くても高いブランドよりも丈夫な財布や鞄は山ほどあるでしょう。
リフォーム工事も同じような場合があり、「大手の〇〇工務店で工事をした」と言うブランドで費用が高くなっているケースもあります。
リフォーム関係の知り合いや沢山の業者に見積り依頼が面倒な場合は簡単に断ることが出来るネットの比較業者がおすすめ
リフォーム工事で費用の見積り比較は私は必ずした方が良いと思っています。
今まで家の工事を頼んでいる業者がいて信頼できる関係で、少しくらい高くても安心できる場合は別ですが、、、
ただ地域のリフォーム会社にいっぱい連絡する手間が面倒、知り合いにリフォーム関係の人がいない場合などはネットの見積り比較業者を使うのが便利と思います。
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断るのも営業担当に直接断る必要もなく、見積り比較業者にメールや電話で断ることができるなどがあります。
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浴室リフォームの費用比較や基礎知識まとめ
浴室のリフォームやリノベーションをする際の最大のポイントは価格やお風呂の「保温性、安全性、利便性」を特化して考えたいところではあります。
大きとめな買い物であればあるほど妥協出来ることや妥協してはいけない部分というのが必ずあります。
標準的なポイントの確保が出来てないと、リフォームやリノベーションをしても工事後などにトラブルに繋がる可能性があります。
それではせっかくお風呂を新しくしても後悔してしまう事になってしまいます。
在来の浴室にする場合は、注文やデザインは自在でありますが、問題はタイルの割れの耐久性や浴室の保温性となります。
システムバスを導入する場合はサイズや工事後の浴室に広さの話しなどにしっかりと目と耳を配らないと、導入したい商品は実際には入らない事があったり、導入出来ても狭さを感じてしまったりがあります。
自分でも注意をしていないと業者ばかりに任せきりにした場合に自分がイメージする浴室は手に入らない場合も少なからずあります。
リフォームの予算に合わせる必要もありますが、その中からさらに納得がいく、恒久性、耐震性、デザイン性なども考慮し工事後に満足できるようにしましょう。
お風呂の工事は自分が納得が出来る浴室を手に入れられる事が出来たのであればリフォームやリノベーションした価値はさらに上がる事でしょう。
施工業者選びは工事価格に安いだけに囚われずに信用に値するかの判断も必要となります。
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などで一括見積もりを取り、見積もりの項目内容を確認したうえでイメージしている快適な入浴ライフを手に入れるようにして下さい。
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