"> '); カーポートの正しい選び方とは?設置価格の相場や注意点について徹底解説! | リフォームの説明書

カーポートの正しい選び方とは?設置価格の相場や注意点について徹底解説!

愛車を守るために必要なカーポート、紫外線や黄砂などから少しでも長く愛車を守れることから、カーポートを後付で工事するご家庭が増えていますが、やはり気になるのは「カーポートの取付け費用・価格相場」ではないでしょうか?

この記事ではカーポートの種類や工事に商品の価格や相場、またカーポート設置には近隣トラブルの原因となる場合がありますので設置前には念のために検討段階での「注意点」などについてご説明させていただきます。

また災害(台風など)でカーポートが破損し修理や取替えの場合は「火災保険」で保険申請できる場合があります。その場合は業者への相談は必須となります。

カーポート取付け価格や工事の相場 注意点について 

カーポートは愛車を守るには必要な物となり、新しく車を購入したタイミングや年数による劣化などで新しく取付けを検討している方など様々な理由があると思います。

後付でカーポートを工事する場合でも、お家の広さ、車の台数になどでサイズや形を選ぶ必要性があり、自分の家にはどの形が最適か?

営業の方に進められたカーポートで間違いないのか?

商品の価格や工事費用は相場より高くないか?
このように悩むことが沢山あると思います。

工事後に後悔しないためにも、営業の方などに任せきりではなくある程度な知識を入れ選ぶことが結果的に良い工事に繋がります。

またカーポートは庭があれば必ず設置できる訳ではありません。

カーポートの設置は「建築確認申請」や「建ぺい率」も関わってきたり、近隣とのトラブルの原因などに注意する必要性があります。

ただ庭があるから設置できるわけではないのでこのあたりもご説明させていただきます。

カーポート設置の注意点!「建築確認申請」や「建ぺい率」とは?

建築確認」と言う言葉はリフォーム会社や建築や不動産関係の仕事以外の方は聞きなれない言葉だと思います。

家の庭などに建物を建てる場合はカーポートに限らず、種類や大きさなどにより「建築基準法」や「都市計画法」に基づき建てなければなりません。

建築基準法2条には「建築物とは土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱、もしくは壁を有するもの」と記載されていて、「カーポートやガレージ」も該当するので建築基準法に基づき手続きが必要となります。

ほかには「建ぺい率」といって「敷地に対しての建物の建築面積の割合」もクリアしなければなりません。 

建ぺい率とは?

建ぺい率とは「土地に対して、建物を建てられる広さと大きさ」を表した法律で決まっている割合(%)となります。

たとえば「建ぺい率35%容積率70%」なら100㎡に対して35㎡しか建物を建てることができません。

この建ぺい率は「用途地域」により変わります、あなたが住んでいる地域、またはこれから購入しようと考えている地域が「第1種住居地域」なのか「第2種低層住居」なのか?

このあたりで建ぺい率は変わってきます。

詳しくはお住まいの市役所や区役所に問い合わせることで簡単にわかります。

ほかにもクリアしなければならないことが沢山あり、ご自身で調べるには少し大変な作業だと思いますので、まずは業などに見積り依頼などをして調べてもらうことが良いと言えます。

流行りのdiyカーポートの注意点

また最近はdiyでカーポートを作ることも流行っていて、日曜大工で設置も可能ですが、もし大きさや種類で建築基準法に違反している場合は最悪「懲役1年、または罰金100万円」の罰則もあります。

自分が購入した家で、自分の土地内だから好きに建物を建てれることではないのでカーポートの設置を検討している方は建築申請のことについても考えなければなりません。

私が営業をしているときには「別に建築基準法と言っても自分の敷地内でバレることもないよね?

と言われたことがあります、もちろん建築申請が通らなくても工事をすることは可能(diyでも)で、その違反はバレる可能性は少ないかもしれません。

自分の土地の敷地内だし自分で建ててしまえ!

などの考えで建築申請が通らないdiyでカーポートを建て「隣の家とのトラブル」が原因で訴訟などになれば必ず負けます。

「法律を破る」ことは法律違反で、刑事罰や罰金刑といった刑罰もあり撤去もしなければならないでしょう。
 
ただ種類や大きさで「建築確認」しなくても建てれるカーポートもあり、10平方メートル以下なら基本的には建築確認なく建てれますが、防火地域の場合などの例外がありますのでご自身で判断せず業者に確認をした方が良いでしょう。

まだ細かい基準などがありますが割愛させていただきます。

カーポート設置の注意点「近隣トラブル」


カーポートを新たに建てる時の注意点として近隣トラブルの原因もあるので注意が必要です。

何故近隣トラブルの原因になるのか?

隣の家との間隔が狭い場合にカーポートを建てるとカーポートの屋根がちょうど窓にかかったり、雨や雪などが隣の家の敷地内に落ちることがあります。

屋根で日当たりが悪くなることもあります。

雨が降っているんだから、カーポートからの雨が敷地内に入って来ても気にならない人は多いでしょうが、気になる人ももちろんいるでしょう。

もともと不仲なご近所さんなら尚更嫌な気持ちになるかもしれません。

ただカーポートを建てるだけではなく、お隣の家などに干渉しないかなども注意点として見なければなりません。

カーポート設置は簡単に考えて工事できるものでもありません。

まともな業者はまず工事をしないでしょう。

カーポートの種類について

カーポートにも形や大きさの種類はさまざまで、ご自宅の車の保有台数やバイクも置けるなどの種類があります。

そして新規でカーポートを取付けする場合は、柱を立てれるスペースがあるとお家の方が判断しても工事が出来ない場合などもあり、2台用、またはそれ以上も同じように、設置にはスペースの関係などで希望するサイズの商品が工事が出来ない場合があります。

カーポート設置の価格や工事費用の相場は?

 カーポートの設置で気になるのはやはり商品価格や工事費用の相場ではないでしょうか?

カーポートの価格や工事費用は販売している会社により割引率が違ったり施工費用に差があり、同じ商品、同じ工事でも数万円の違いがある場合もあります。

また屋根の「耐候性」により価格も変わり、耐雪性能や台風などで激しい風にも耐えれるように柱の強度などで工事価格が変わってきます。

特に雪が降る地域では「耐雪数」が大事な部分となり、「積雪20cmまで」の商品と「積雪20cm以上」のカーポートでは価格が大きく変わってきます。

雪の降る地域では耐雪数のしっかりした商品を選ばないと雪の重みで屋根が落ちたりしたら、せっかく愛車を守るために取付けたのに傷をつけることにになりかね、あせん。

雪が降る地域にお住まいの方は地域にあった耐雪数の商品選びをしてください。

カーポートの本体価格や種類

 カーポートには様々な種類があり、2台用、3台用など大きくなるにつれて価格は高くなります。

また販売価格の割引率も販売店により異なりますが、定価の「40%〜55%」引きが多くなっています。

またLIXILで工事を頼むのか、ホームセンターで工事を頼むのか?

カインズホームやコーナンはリフォームにも力を入れていますので、カーポートの工事もしてくれます。

また価格で見ればホームセンターが安く設置できる場合が多く、「少しでも安く工事がしたい

と思うのであれば、ホームセンターでの見積りもした方が良いでしょう。

1台用カーポートの価格相場

 カーポート設置にかかる商品価格や工事費用の相場についてです。

  •  商品価格相場 6万円〜30万円 
  • 工事費用相場 4万円〜15万円 
  • 商品+工事費=10万円〜

 商品価格や工事費は割引率や施工会社の工事単価で前後はしますが、1台用の安いカーポートなら諸経費などを入れても9万円台で設置できる場合もあります。

最安で工事するためには「標準工事」や耐候性が低い商品を選ぶことになるので、既存のカーポート撤去などは「標準工事」に含まないことがほとんどです。

リフォームの広告では「標準工事」でコミコミ価格とありますが、いざ見積りに来てもらったら「標準工事では無理」な場合も多くありますので、とくにカーポートでは愛車の車高の高さで「柱を長くするオプション」や家との干渉を避けるためカーポートの屋根のカット「間口カット」などで工事価格が上がったりします。

「間口カット」とは屋根のサイズが「2800mm」とした場合、屋根が長く木や家に干渉する時や入らない時に「2750mm」に短くしたりすることです。

 2台用カーポートの価格相場

 続いて2台用カーポートの価格相場です、大きくなればその分商品代金や工事費用も高くなります。

  • 商品価格相場 14万円〜50万円 
  • 工事費用相場 7万円〜25万円 
  • 商品+工事費=20万円〜


2台用カーポートは人気となりますが、グレードを1番下げて標準工事でも「20万円」は最低予算として考えていた方がよいでしょう。

ワイドタイプのカーポートは、後付けで取付けする商品の中でも人気で選ばれている商品でもありますが、設置するのにはそこそこの金額になるため「とりあえず安い商品」を選ぶ方も少なくありません。

2台用のワイドタイプのカーポートなら私はいつも少し良い商品(耐候性が良い)をご提案しおすすめとしていました。

理由としては「カーポートは長い期間使用する商品」だからです。

お住まいの地域により、「台風が多い地域や雪が降る」といった自然現象に違いがありますが、「この耐候性で大丈夫」と思うグレードより1つ上をご提案していました。

雪なら「何十年に一度の大寒波」や「台風」などの可能性に備えての提案です。

それでも破損し修理になる可能性は十分ありますが、耐候性が良いカーポートを取付けていてデメリットは無いと言えます。

例えば1番耐候性が低い商品を取付け「台風」などで屋根が飛んだらどうしますか?

修理の依頼をして、また材料代や工事代金がかかります。

使い捨てのものなどでは「安い」商品を買い、駄目になればまた新しいのを買うだけですのね? 

しかしカーポートは何十年と愛車を守ってくれます。

数万円という差はけして安い金額ではありませんが、10年以上使うと考えれば少しでも耐候性の良い商品を設置し、メンテナンスや修理というデメリットを回避した方が良いと言えます。

一括支払いでカーポートの工事はしんどい?1か月の負担5,000円~工事ができる? 

カーポートはけして安い工事ではありません、でも愛車を守るために設置したい!

などと悩んでいる方は月々の分割で工事もできる会社もあるので検討してみても良いでしょう。

工事の金額により月々の負担は変わりますが、価格が低いカーポートでは月々の負担が5,000円前後から工事できると思います。

この辺りは工事を依頼する業者のプランにより変わるので、月々の分割ができるのか?などの相談をしてみてください。

地域の業者に見積りを依頼することが多いと思いますが、今はネットの見積り比較業者を利用する方は増えています。

ホームセンターのカーポートは安いことが多いですが、見積り比較業者の利用で数万円安く工事できる場合もあり「ホームセンターが安い」とは一概には言えません。

とくに工事後に「カーポートの価格がほかの業者より高かった!」とかの後悔をしたくない方は見積り比較をおすすめします。

ネット大手の見積り比較業者全国優良リフォーム会社への一括見積もりなら【リショップナビ】などでは3分もあれば簡単に無料見積り比較の依頼ができ、価格が安い優良業者を探すこともできます。

見積り依頼の時に「分割の支払いで工事希望」と書けば対応できる優良業者を見つけてくれると思います。

カーポート無料見積り比較は公式サイトから:全国優良リフォーム会社への一括見積もりなら【リショップナビ】 


最後になりますが台風などの災害で損害にあったカーポートの修繕や取替えの場合は「火災保険」の保険申請で修理や取替えできる場合があります。

火災保険は使用しても保険料が上がることはありません、保険適応で取替や修繕できる場合は使用しないと損となりまので詳しくは記事でご確認ください。


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