当ブログでユニットバスの費用や工事期間などを解説している記事は何記事かありますが、今回は「ハーフユニットバス」という浴室を解説させていただきたいと思います。
ユニットバスは聞いたことがあっても「ハーフユニットバス」は聞いたことがない方も多くいると思います。
言葉の通り浴室の半分が「ユニット」になっているお風呂となりますが、それでもピンとこないと思いますのでこの記事ではハーフユニットバスのメリットやデメリット、工事期間など解説させていただきたいと思います。
ユニットバスが天井の関係で入らない場合や「少しこだわりがあるお風呂にしたい」という方も参考になると思います。
ハーフユニットバスとは?
私がリフォームの営業をしている時に一番多い浴室リフォームは「ユニットバスからユニットバス」か「在来工法(壁がタイルなど昔ながらのお風呂)からユニットバス」
浴室のリフォームはだいたい上記のパターンが多いのですが、まれにハーフユニットバスの工事がすることがありました。
ハーフユニットバスとは「浴槽や床部分がユニット」となり、壁は自由にデザインができる浴室と思ってください。
出典・TOTO ハーフバス08
上の画像はTOTOのハーフユニットとなり、浴槽の上側が木目になっています。
浴槽部分から床など白い部分がユニットとなり、白い部分より上が在来工法のように好きな壁を作ることもできます。
ユニットバスのカタログなどを見てリフォームを検討している方ならわかると思いますがユニットバスは基本的には「サイズなど規格」が決まっていて個性はだせないところがあります。
もちろん壁の色や模様、水栓の種類などオプションなどで少し変更できる部分もありますが基本的には「規格」の範囲となります。
いろいろな種類があり選べますがハーフユニットバスに比べると断然自由度は下がってしまします。
ハーフユニットバスのメリットについて
それではハーフバスユニットのメリットについて説明させていただきます。
まず大きなメリットとしては「ユニットバスと在来工法」の良いところ取りという部分が大きいと私は思います。
ユニットバスの良い部分はお手入れや掃除が在来工法に比べ簡単というところがあります、また防水性能が良いなどもユニットバスの良いところ。
在来工法の浴室は何十年も使用していると工事が開始して解体しだしたら「水漏れ」を床下などでしていることが多くあります。
水漏れといっても垂れ流しているような水漏れでなくても「タイルや土間(床)」の部分のひび割れなどから浸み込んでいくような水漏れも含みます。
在来工法の浴室は浴室のサイズや壁など自由度がすごくありますがどうしてもメンテナンスが大変というのがデメリットと考える方も少なくありません。
しかしハーフユニットバスなら浴槽や床部分がユニットになっているため一番水がかかったり流れる部分がユニットのため在来工法の浴室より防水性能やお手入れは簡単です。
2階に浴室を作る場合も自由度が高い浴室が作れるのも「ハーフユニットバス」
リフォームなどで2階に浴室を設置するに際にこだわった浴室にしたい場合もハーフユニットバスで少しこだわりがある浴室を2階にいれることができます。
そして天井の高さなどの関係で2階にユニットバスが入れれない場合などもハーフユニットバスなら設置できる可能性があります。
最初から在来工法を2階に工事したら良いと考える方もいるかもしれませんが記事の最初でも書いたように年数が経過すると在来工法はどうしてもユニット式より防水面で性能が劣ります。
在来工法がダメということではないですが2階に浴室設置ならユニット系が私は無難だと思います。
ハーフユニットバスのデメリットについて
ハーフユニットバスのデメリットについて説明させていただきます。
デメリットについては「種類が少ない」や「壁材やプランで費用が高くなる」ほかには「工事期間がユニットバスと比べ長くなる」
- 種類がユニットバスに比べ種類が少ない
TOTOやリクシルなどのメーカーも販売していますが通常のユニットバスと比べれば選べる浴室が限られます。
- こだわり過ぎると費用が在来工法と同じように高くなることもある
壁材やデザインで工事費用が高くなることがあり、木材などこだわった壁や窓の作りなどで工事費用が在来工法の浴室やそれ以上になることも。
リフォームでいろいろデザインなどを決めているうち「あれも、これも」とはよくなることです。
ユニットバスより多めの予算は必要と思っていてもよいでしょう。
- 施工期間が在来工法のように長くなる可能性がある
通常ユニットバスからユニットバスの入れ替えなら最短1日で施工が完了できることもありますがコーキングの乾燥などもいれて平均3日前後でしょう。
在来浴室からユニットへのリフォームは工事内容にもよりますが7日~10日前後は必要になってきます。
ユニットバスからの入れ替えや在来工法からの入れ替えでも工事日数は変わってきますが、在来工法と同じぐらいの期間は想定していたほうが良いでしょう。
壁をタイルにするのか?ヒノキにするのか?などでも日数は変わってきます。
施工しやすい壁材やデザインならユニットの入れ替えより少し日数がかかる程度で完了もできますが、工事もハーフユニットバスのほうがユニットバスと比べると少し難しくなったりするのでどうしても日数はかかってしまいます。
ハーフユニットバスを販売しているメーカーや種類について
TOTO ハーフバス08 Type0
- Tyoe0の特徴など
シンプルな構造ですがリラックスや入浴にこだわった設計となっています。
TOTO ハーフバス08 Type0の価格
出典・TOTO ハーフバス08
このユニットも規格のサイズがあるため浴室の広さにより工事ができない場合があります。
またオプションや天井のセットなどで価格が大きく違ってきますのでTOTOの公式サイトでご確認していただければと思います。
TOTO ハーフバス08 Type8の特徴や価格
- Type8の価格
Type8の価格もType0と同じ1坪タイプで498,800円~となっています。
公式サイト・TOTO ハーフバス08
日比野化学工業株式会社のハーフユニットバスはサイズが豊富
ハーフバスユニットは施工がなれている業者選びも重要
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